100の一歩

レール研磨で乗り心地を快適に

横浜市営交通の取組とそこに込める思いを発信する“100の一歩”。
今回は、レール管理の取組について川和保守管理所施設区からご紹介します。


毎日約200トンの車両が繰り返し走行するレール。グリーンラインのレールの状況は、毎日の営業運転終了後、歩いて行う線路巡回点検時に目視にて確認します。また、営業列車走行中の音によって異常が見つかる場合もあります。

レールの表面には、波を打ったような状態(波状摩耗)や偏摩耗、軽微な傷や割れ等が発生します。このようなレールの上を列車が走行し続けると、乗り心地が悪くなり、騒音が発生するほか、レールの耐久年数を下げ、道床の劣化が進む原因となります。

写真1 線路巡回点検 この摩耗や傷、割れ等を取り除くため、定期的に大型保線用機械「レール削正車」を走らせ、レールの研磨作業(削正作業)を行っています。
点検等で地道に集めた情報を集約し、他の作業等も踏まえ、レール削正車を走らせる計画を立てます。


写真2 レール削正車 レール削正車を1回に走らせる距離は200m。取り付けられた砥石等が傷んだレール頭部を高速回転して削ります。丸みを帯びたレール上を、角度を変えながら10往復、火花を散らしながら少しずつ削っていき、新品レールの形状に近づけるように整えていきます。レール削正が終了した後のレールには輝きが戻ります。削られた鉄粉はレール下に落ち、作業後、水で洗い流します。

写真3 高速グラインダーで削正後のレール高速グラインダーで削正後のレール


レール削正作業は、今あるレールを長持ちさせるため、重要な作業です。また、なめらかなレールを走る車両は騒音も少なく、乗り心地も向上します。快適な地下鉄の乗り心地を体感してみてください。

写真4 集合写真撮影時のみマスクを外しています


写真1 線路巡回点検
写真2 レール削正車
写真3 高速グラインダーで削正後のレール

高速グラインダーで削正後のレール


写真4 集合写真

撮影時のみマスクを外しています


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