100の一歩

ブルーラインの車両検査

横浜市営交通の取組とそこに込める思いを発信する“100の一歩”。
今回は100の一歩編集部員の取材から、地下鉄ブルーライン「上永谷車両基地」にある「検車庫」と「修繕工場」で行われている車両の維持管理に必要なメンテナンスについてご紹介します。


市営地下鉄の車両基地はブルーラインは上永谷と新羽、グリーンラインは川和の3か所に設けられていますが、1977(昭和52)年に完成して以来、45年を超える歴史を持つのが上永谷車両基地です。

写真1車輪 上永谷車両基地には検車庫と修繕工場の2つの工場があり、10日を超えない期間で行う「列車検査」、部品等の交換により対応可能な故障は主に検車庫で行われます。一方、クレーンで車体を吊り上げたり、車両に搭載されている大部分の機器を取り外したりなどの、大型機械が必要とされる、5年または走行距離60万kmを超えない範囲で行う「重要部保全検査」や、10年を超えない範囲で行う「全般保全検査」、大規模な車両改造などは修繕工場で行われます。

写真2車輪の機器 どちらの工場でも「お客様に安心して地下鉄に乗っていただくために、細部まで入念に検査や修繕をして、電車を完全な状態にすることを念頭に仕事にあたっている。」とのこと。

写真3車両の部品 現在活躍している電車は自動運転制御から空調装置に至るまで、かなりの部分にコンピュータを使用していますが、分解されたブレーキの部品にグリースを塗り、ゴムパッキンを交換し、動き具合をチェックする作業は手作業で行います。コンピュータがどれほど進化しても、肝心な部分は人が手間をかけて手入れをしており、地下鉄の安全な運行がしっかりと下支えされていると感じました。
文・写真 三上 真太郎(高島町駅)


写真4駅員と作業員
写真1車輪
写真2車輪の機器
写真3車両の部品
写真4駅員と作業員
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