100の一歩

グリーンライン日吉駅に密着

横浜市営交通の取組とそこに込める思いを発信する“100の一歩”。
今回は、100の一歩編集部員の取材から、グリーンライン日吉駅密着特別編をご紹介します。

◆ホーム整理
多くのお客様が利用される平日のラッシュ時間帯には、ホーム上や線路の安全確認をし、案内放送、発車の合図を出す仕事をしています。
電車が入線する時には、線路や、電車に電気を送る架線、電車のランプや表示に異状がないかを確認します。
電車が発車する際には、発車メロディーが鳴ったのを確認してから、案内放送をし、合図灯を上下に動かして発車合図を出します。

写真1合図灯を振る駅係員 ドアが閉まったら、車側灯と呼ばれる赤いランプが消えているかを確認します。 仮にこれが消えていないと、お客様の荷物が挟まるなどして電車のドアが開いていることになり、電車は発車することができません。
そして、出発を見送ります。
この一連の流れを、ラッシュ時間帯が終わるまで繰り返します。


写真2指差しで電車を見送る駅係員

写真3合図灯合図灯


写真1合図灯を振る駅係員
写真2指差しで電車を見送る駅係員

写真3合図灯合図灯

◆朝の点呼
駅員が朝交替する際に行うのが点呼(てんこ)です。

写真4点呼中の駅係員 点呼ではまず、自分自身の健康状態を申告します。
次に、前日の出番者から引継ぎを受け、交通局の経営理念や安全方針、 挨拶「おはようございます。いらっしゃいませ。ありがとうございます。」を全員で唱和します。
お客様の命をお預かりする鉄道の仕事場では、健康管理と確実な引継ぎをしっかりと行うことで、安全を確保しています。

写真5敬礼する駅係員
写真4点呼中の駅係員 写真5敬礼する駅係員
◆案内所業務
駅の改札窓口で、電車をご利用されるお客様を見守る仕事です。

写真6案内所にいる駅係員 乗り越し運賃の精算や、一日乗車券の販売、お困りのお客様へのご案内を行っています。 朝のラッシュ時間帯には、コンコースへ案内放送も行います。

写真7交代中の駅係員交代の際も、必ず敬礼をします。


写真6案内所にいる駅係員

写真7交代中の駅係員交代の際も、必ず敬礼をします。


◆構内巡回
駅の構内に、電車の安全運行を妨げる状況がないかを見て回る仕事で、一日に数回行います。

写真8見回り中の駅係員 具体的には、不審物の有無や、電球切れがないか、ホーム柵などの施錠の確認、 さらにはごみ拾いやパンフレット類の整理など、構内美化も併せて行っています。
地上にあるすべての出入口までくまなく巡回します。

写真9指差しする駅係員必ず指差確認称呼をします。


写真10地上の出入口を見回りをする駅係員出入口まで巡回します。


写真8見回り中の駅係員

写真9指差しする駅係員必ず指差確認称呼をします。


写真10地上の出入口を見回りをする駅係員出入口まで巡回します。


◆駅務員インタビュー
令和2年に入局した駅務員に話を聞きました。
「地域に根差した鉄道の仕事に関心があり、入局しました。
はじめは、宿泊勤務に慣れるまで苦労しました。
日吉駅は、職場としてはこじんまりとしていて、職員間の距離が近く、チームワークがとてもいいので、働きやすいです。
駅をご利用になるお客様はとても多く、グリーンラインや東急線が運転を見合わせた際などの異常時対応はとにかく大変でした。
今年度の運転士の試験に合格することが当面の目標です。安全な運行やサービスを提供できる職員になりたいです。」

写真11駅係員
写真11駅係員
◆駅の裏方
駅務員は、朝出勤して翌朝退勤するのが基本的な勤務形態です。
そのため、休憩時には三度の食事をとります。食事をする部屋にはキッチンもあり、お弁当などを買って食べる人もいれば、各自で食事を作ることもできます。 調味料などはみんなでお金を出し合って購入しています。
写真は、駅務員が使用する仮眠室です。駅務員は、終電後から始発前まで仮眠しています。

写真12仮眠室 このほかにも、駅にはシャワー室や洗面所、洗濯ができる部屋があり、宿泊勤務をするにあたって必要な設備がそろっています。
駅務員が駅で過ごす時間は長く、駅は生活の場でもあるのです。
写真12仮眠室
◆見えざる駅施設
普段はご覧いただくことができない場所の写真を特別に公開します。
お客様が普段お使いになっている通路のほかに、地上への避難路が用意されている駅もあります。

写真13非常階段避難階段出口


また、グリーンラインは現在、4両編成での運行ですが、今後、6両化が計画されています。 実は、駅の壁の奥には、将来的に6両化に対応できるように延長ホームが予め建設されています。近い将来、このホームが使われる日が来ることでしょう。
写真14ホーム延伸部

写真13非常階段避難階段出口


写真14ホーム延伸部
◆駅長インタビュー
令和元年度から日吉管区駅長を務める西郷駅長に話を聞きました。

写真15日吉管区駅長日吉管区駅長


「地域や近隣の商店街と積極的に交流を持つことを大切にしています。 グリーンラインの歴史がまだまだ浅いので、地域では新参者ですが、もっと地域の方に親しみを持っていただけることを目指しています。
職員には、『指差“確認”称呼』をきちんと行うよう言っています。 駅務員がしっかり確認を行うのはもちろんですが、安全を大切にしている姿勢をきちんとお客様にもお見せすることで、安心してご利用いただきたいからです。
職場内では『明るい職場にミスは少ない』をモットーに、職員が明るくのびのびと働ける職場環境作りを心がけています。 これからも、職員がお客様に寄り添い、サービス品質の高い、優しい駅作りを目指していきます。」
文・写真 山口 昌秀(新横浜駅)、井上 尚紀(あざみ野駅)

写真16駅係員の集合写真

写真15日吉管区駅長日吉管区駅長


写真16駅係員の集合写真
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