100の一歩

技術のバトンリレー車輪を削る

横浜市営交通の取組とそこに込める思いを発信する”100の一歩”。
今回は、電車の車輪削正についてご紹介します。


皆さんはブルーラインの電車は、1日延べ何キロ走行しているか判りますか。
日ごとで多少のバラつきはありますが、1日、約1万4千km。年間で約500万kmにも及びます。 地球1周が約4万kmなので一年間に地球125周していることとなります。


そのため車輪は走行を重ねれば重ねるほどすり減り変形し、乗り心地が悪くなったり、 駅のホームドアに正しく停車出来ないなど、お客様に不快な思いをおかけすることとなってしまいます。

そこで検車区では、すり減った車輪を本来の円形に戻すための作業、車輪削正を行います。車輪削正は1年2か月ごとに行われ、 削正の限度値に達するまで、約10年間、繰り返し行っています。

写真1電車の車輪 車輪削正を行う機械は、上永谷車両基地が完成した昭和51年から現在まで使われており、最新のコンピューター制御の機械に比べ、 作業操作のスキルやテクニックが非常に重要となります。

例えば車輪の削正位置が数mm、ズレてしまうことで電車の走行に影響が生じることがあるため、車輪や機械の位置を厳密に測定し調整するなど慎重な手順が求められます。 上永谷検車区では、これらマニュアルだけでは伝えきれない技術伝承を絶やさないため豊富な経験を持った職員から、新しい職員へ、 これからも技術のバトンを引き継いで行きます。

写真2車輪削正を行う職員
写真1電車の車輪
写真2車輪削正を行う職員
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