100の一歩

一晩に1km

横浜市営交通の取組とそこに込める思いを発信する“100の一歩”。
今回は、川和電気区電力掛の取組をご紹介します。

グリーンラインは、ブルーラインとは異なり、車両の上部の空間に設置している架線から集電する他鉄道でお馴染みの方式で走っています。

架線はいくつかのパートがありますが、そのうちのトロリー線と車両の天井部にあるパンタグラフが接触して電気を供給しています。

架線設備の点検・作業の1つにトロリー線バリ取りという作業があります。トロリー線の接触面の脇に、パンタグラフのすり坂とトロリー線の溶けたカスがバリ状に発生して張り付きます。長いものでは数mもの長さになり、このバリを取り除かないと、列車の走行時に剥がれて、一瞬ではありますがトロリー線と車両が繋がり電気が流れ火花が発生します。

こうした事故を防ぐために半年に一度の頻度で、終電後にバリ取りの作業を行っています。保守作業のための軌道モーターカーの作業台に乗り、専用のバリ取り器をトロリー線に押し当て、時速5km以下で走行して除去していきます。押し当てる力によりバリの取れ方が変わり、かなりの力で押し当てないとバリが取り切れないので重労働ですが、常に安全を意識して、この作業を一晩に1km程度行います。

このような地道な作業を積み重ねていくことで、グリーンラインの安全な運行を支えていきます。

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