100の一歩

バス乗務員の養成

横浜市営交通の取組とそこに込める思いを発信する“100の一歩”。今回は、新入乗務員の実技教習について、編集部員(バス乗務員)からの発信でお送りします。

 横浜市営バスでは、大型自動車第二種免許を持っていなくても乗務員を目指せる、バス乗務員養成コースや、バス乗務員免許取得支援コースの採用を積極的に行っています。このたび、この制度を利用して入局した乗務員の研修風景を取材しました。

交通局の敷地内に教習専用のコースを設け、S字、クランク、車庫入れ、バス停付けなどの課題の訓練を行った後で、一般道路の実際の路線を走ります。
 この日に取材したバスには二人の新人乗務員が乗り、運転しました。踏切や、信号のない交差点、狭あい道路とさまざまな場面に対応できるよう、教官の丁寧な指導のもと、あらかじめ決められた一般道路のコースを二人とも無事走り切ることができました。まもなく迎える、研修修了のための試験に合格できることを祈っています。

 最近では、バス乗務員経験者に限らず、様々な業種から入局される方が増えました。今回取材した新入乗務員のうち一人は、前職がお寿司屋さん、その前は大型トラックの運転手さんで大型一種免許は持っていたそうです。本人曰く、トラックの運転の癖が抜けないのが課題で、早くバスの優しい運転に慣れることが目標とのことです。

 私もまもなく乗務員経験14年目を迎えます。今回の新入乗務員の研修に参加したことで、決して他人事とは思わず、「安全」の重みを肝に銘じ、次の100年を担う者として新たな気持ちで明日からの乗務に励みたいと改めて思いました。

文・小川鐘一郎(浅間町営業所)、写真・新井睦軌(保土ケ谷営業所)
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