お客様のいつもどおりの一日を守る
横浜市営交通の取組とそこに込める思いを発信する“100の一歩”。今回はバス営業所での悪天候に備える奮闘をご紹介します。台風や降雪の天気予報が発表されると、市営バスの営業所はたいへん忙しくなります。
台風の時には、強風でバス停のポールが倒れてしまうことを防ぐため、営業所では、あらかじめバス停を倒し、その旨のお知らせを貼っていきます。営業所により数は異なりますが、数十箇所あるバス停を、手分けしながら倒し、台風が過ぎた後には、また元通りに戻していきます。

今年も雪の季節が到来しました。降雪した時には、バスが運行できるよう、道路やバスターミナルに融雪剤を撒いたり、スコップで雪かきをするなど、早朝深夜を問わず行います。
翌日、雪が降るのかがはっきりしないこともありますが、そういうときは積雪を想定し、前夜にタイヤチェーンを装着します。そして翌朝、積雪がなかったときには外します。一見無駄な作業のようですが、チェーン装着には時間がかかる一方で、チェーンを外す作業は短時間で行えますので、確実な運行のためにはチェーンを装着して備えておくほうが良いのです。
営業所の係員は、とりわけ悪天候時には、裏方として様々な備えや対応のために奮闘します。すべては、バスの“普段どおり”の運行の確保と、お客様に“いつもどおりの一日”を送っていただくために…


