100の一歩

1円玉の秘密

横浜市営交通の取組とそこに込める思いを発信する“100の一歩”。
今回は、地下鉄グリーンラインの秘密についてご紹介します。

グリーンラインの大きな特徴の一つ、それはリニアモーターで推進していることです。

一般的な地下鉄は、円柱型のモーターの回転を、歯車を介して車輪に伝えて前に進んでいるのに対し、グリーンラインのリニアモーター車両は、車輪自体に直接回転力を作用させずに、リニアモーターに電流を流し、レール間に敷かれた鉄板(リアクションプレート)との磁石の吸引力・反発力により進みます。こうした方式で走る『リニアメトロ』は全国で7路線あり、グリーンラインもその一つです。

リニアモーターとリアクションプレートの隙間は、最大で1円玉の直径、最小でスマートフォンの厚み程度に調整しなければなりません。隙間が広すぎればモーターの効率が落ちますし、狭すぎればリアクションプレートとぶつかってしまうためです。17編成・68両あるグリーンラインについて、一つひとつ丁寧に調整器具で高さを測定し、基準値外の場合には、工具を使用し高さを調整していきます。

こうして整えられている1円玉大の隙間。
この僅かな隙間を保ちながら、重量100トンの列車が最大時速80㎞で疾走するのです。
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